生まれて2ヶ月頃の姿。元のオーナーさんが写したものです。上がベル、下が兄弟犬。
この頃から少々ふてぶてしい表情をしています。 2008・4・19
ベルとの付き合いも6年になります。飼う予定の犬種ではなかったのですがこれも縁という
ものです。初めて犬を飼うものですから飼うなら柴犬がいいと思っていたのです。それも
引き取り手の無い犬とか、殺処分されるような運命の犬の方がいいだろうと。
雑種でも柴が入っていれば問題はありませんでしたが、出会ってしまったのです。
ベルも雑種ですが、ボーダーコリーとアイヌ犬の血が入っています。
因みにベルは女の子です。ほとんどのお客様は「りりしい顔をしている」と云われ
オスだと思っているようです。確かに飼い主から見ても顔つきといい性格といい
オスですね。じゃじゃ馬のベルです。

 来店されるお客様には、中に犬が居ますが大丈夫でしょうかとお尋ねします。犬が嫌いな方
も勿論おられます。その時にはベルは外へと移動します。
嫌いな理由をお聞きすると、咬まれたとか、追いかけられたとか、小さい時に大きな犬に被い
かぶされた(多分ワンちゃんにとっては親愛の表現?)とかほとんどの方はトラウマを持って
います。 
 これもよくお客様にお話するのですが、ベルは子供と女性はいいのですが、男性が少し苦手
です。 それはベルのトラウマなのです。生まれて2ヶ月くらいでいちい館に来ましたがその頃は
庭に放していたので、お客様が来ると喜んで足元に寄っていきます。
いちい館に来て2ヶ月ぐらいの頃だったと思います。オートバイの男性の方が来られました。
 ベルはその男性を見つけるといつもの様にまとわりつきました。
私も外にいたのですが、その男性がベルが足元に居るとも知らずに足を踏んでしまったのです。
 ベルは今までにない声で鳴き、二、三日びっこを引いていました。恐らくその時のトラウマだと
思います。人でも犬でも同じなのです。                          2014・9・5

 犬を飼って思うことは、犬に対する意識の違いです。飼う前は単なる犬、犬コロです。
金持ち(お金持ちとは限りませんが)が愛犬や愛猫に財産を贈与するなどというニュースを
耳にした事があります。馬鹿馬鹿しいとその当時は思いました。
しかし今は多少なりともその気持ちをわからないではありません。
 当初は番犬として外で飼うつもりが、内犬になっています。ベルの可愛さの策略です。
今は体重18キロ程ありますが、いちい館に来た時は両手に乗るぐらいの大きさでした。
そんな小さな犬を外に出しておくことはできません。もう少し大きくなったら外に繋いでおこ
うとおもっているうちになんだか可愛そうになってしまい現在に至っています。
そうなるともう家族の一員なのです。ベルが居ないと私達も淋しいし、ベルも淋しがります。
 この意識は飼ってみない事には理解できないでしょう(特に室内犬の場合は)。
ベルが死を迎えるまで(まだ6歳ですが)この幸福な時間を共有したいと思っています。
                                               2014・9・16

 一週間前のこと。もうダニは居ないだろうと思い裏山へベルを連れて小散歩に行きました。
いつもだとこの時期になるとダニの心配はないのですが、戻ってベルを見ると憎っくき奴が
顔の辺りに三匹いたのです。二匹はうろちょろしていたのですぐに捕まえて火炙りの刑にし
たのですが、もう一匹がもうすでに目の下に食らいついていました。
 すぐに取ろうとしたのですが、皮膚の薄いせいかベルがいつになく抵抗して捕らしてくれま
せん。何度がトライしたのですが、そこを触ると得に痛いのか噛み付くそぶりを見せます。
目のすぐ下なので無理矢理捕って逆にベルに何かあっても困るのでそのままにしました。
今はダニさんは結構大きくなっているのですが、なかなか離れようとしません。できれば家の
中ではなく外にいる時に離れて欲しいのです。
 二、三年前の事ですが、妻が掃除をしていると銀色の玉の様な物が床に落ちていて、何だ
ろうと拾ったところ「ギャーーーー!!」と大声を上げたそうです。(その時私は居ませんでした)
ダニは血を吸って何十倍(何百倍?)も大きくなります。
もういい加減ベルから離れて欲しいものです。
                                                 2014・9・30